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2013年を振り返って/梅野川C&R区間、河川変遷と遊漁状況のまとめ(一)

 九月後半、日中は暑さが残るものの、朝夕の冷え込みに初秋の訪れを感じている今日このごろ。

鮎釣りは最盛期を終え、渓流釣りは禁漁が目前に迫っているからでしょうか、

特に梅野川C&R区間をはじめとした渓流は平日・休日問わず、多くのお客様で賑わっています。  

 さて、そんな中、TRA釣り場造り委員会の文月から、梅野川C&R区間における河川変遷と遊漁状況のまとめが

届きましたので、「河川変遷」、「遊漁状況」、の二項に分割し、数頁にわたりご紹介します。


2013年/梅野川C&R区間/河川変遷総合




はじめに

今年の梅野川C&R区間は、昨年の九州北部豪雨の影響とそれに伴う工事に翻弄された年。

豪雨の影響については昨年から心配されていたが、実際、豪雨後、渓相は様変わりし、

被災箇所(工事個所)の多さから工事期間が長引き、最も利用者の多い早春から大型連休にかけて、

それ以降も、梅雨明け頃まで頻繁に濁りのでる状況が続いたことは多くの遊漁者を悩ませた。



2013年/梅野川/河川変遷分割-1




①育成場直上の橋周辺

同区間でも人気の場所であるため、馴染み深い人も多いと思うが、

工事期間中はご覧のとおりの有様で、工事後も暫くは人工的な渓相となっていた。

現在は、主に今年の六月末・梅雨後期の大雨、八月末~九月初めにかけての大雨による増水で、

土砂が流され不自然さは解消されている。


②中間育成場前の淵

ここも人気のポイントの一つだが、豪雨の被害を受けた。

工事の際、土砂の流入で浅くなっていた淵を重機を用いて浚渫してもらい現在の姿に。


③禁漁区下、民家周辺

良いポイントが続く、フライ・テンカラ・ルアーともに利用者の多い区間。

工事の際は流れ自体を変える大掛かりなものとなったが、

現在では先述の二度の大雨で不自然さは解消されている。




2013年/梅野川/河川変遷分割-2




④流木止め直上、民家横スロープ入口周辺

工事期間中、重機の搬入口となっていたため周辺の渓相は一変した。

現在は、人工的な不自然さは解消されたものの、

先述の梅雨後期の大雨、八月末~九月初めの大雨による影響が著しく現れている。


⑤下流、山本二号橋周辺

支流の藤蔵川を工事するため、この区間も重機の出し入れが頻繁に行われた。

現在は、土砂の流入等、今年の大雨による渓相の変化が著しい。


⑥間地橋直上周辺

これは、同区間の画像を用いて、通常の状態と濁りが出ている状態を比較してみたもの。

尚、濁りについては本川の工事の他に、支流で行われた工事の影響もうけたため、

同区間全体が濁ることもあれば、部分的に濁ることもあった。




総評

復旧工事による渓相の不自然さは既に解消されており、

濁りについても、梅雨明け以降、極端な濁りは発生していない。

しかし、土砂の流入によって河川全体が浅くなった印象がある。

この状態も、今後に続く河川変遷の一部と考えれば一つの過渡期といえるが、

魚の餌となる水生昆虫の減少やポイントの減少等、

河川の変化が遊漁に与える影響に注目していきたい。

(遊漁状況へ続く)


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[ 2013年09月21日 12:00 ] カテゴリ: 梅野川C&R区間 | TB(-) | CM(-)

2013年を振り返って/梅野川C&R区間、河川変遷と遊漁状況のまとめ(二)

2013年/梅野川C&R区間/遊漁調査/釣果一覧
● 番号は釣った月。毎年、梅雨時期を境に魚質が高くなっていく印象があるが、それは今年も変わらなかった




はじめに

先に紹介したように、昨年の九州北部豪雨とそれに伴う工事の与えた影響は、

同区間の渓相を一変させ、濁りをはじめとして魚に与える影響を心配させた。

特に餌不足や良型の付き場の減少という面で不安があったが、実際に成魚放流魚を対象とした

遊漁調査をおこなった結果、八月末の最終日まで、痩せ細った魚を釣ることはなかった。

他の利用者からは、まれに傷つき痩せた魚を釣ったという報告を耳にすることもあったが、

回復していく健康的な魚が釣れていたことは、こちらのブログで紹介してきたとおりである。

 ただ、例年に比べ「爆釣」というような状態は殆どなく、魚影の薄さを感じさせた。

これは、単に放流数が少なかったのか、魚の移動によるものか、

違反者による密漁のためか、理由は幾つか考えられる。

特にシーズン後半、気軽に訪れた利用者の中には、厳しい釣りになった方もいたのではないだろうか。

 尚、成魚の放流については、一回目/新春のやまめ放流会(一月後半)、二回目/三月末、

三回目/八月末の計三回おこなわれ、遊漁調査は三月から八月の最終放流をおこなう前に終了した。 




2013年/梅野川C&R区間/8月後半/35cm/2b
● すっかり「逞しい」や「精悍」という言葉が似合うようになった8月末のヤマメ。残念なのはこのような魚が年を越せないこと



添付は最終放流の直前に釣った、うっすらと婚姻色の浮かんだ35cm。 

狡猾さ、精悍な面構え、竿を引き絞る筋力、

野生魚と比べても何ら遜色のない「仕上がった」、といった感のある大ヤマメだった。

この魚が一回目に放されたのであれば約220日、二回目であれば約150日を自力で過ごしたことになり、

濁り・餌不足・付き場の減少等を心配されながら、梅雨末期の大雨、猛暑の夏、八月末から九月初めに

かけての大雨を乗り越えて現在に至ったことになる。 それを考えると、調査をおこなった者として、

同区間を利用する一、遊漁者として、感慨もひとしおである。

また、多くの人に釣られながらも、丁寧な再放流を受けた結果の魚質の獲得であったことを

特筆しておかなければならない。




2013年/梅野川C&R区間/9月/36cm
● 9月初旬に釣った36cm。最後に放流されたグループの個体で間違いないと思うが、既に釣られている跡があった



同区間、最終釣行の際に釣った魚。 川への馴染みが浅いため

最終放流の魚は調査の対象外としたが、大きな魚体は遊漁者に楽しさとインパクトを与えている。 

丁寧なリリースを受ければ、再生産のチャンスもあるだろう。




a.jpg
● 実は昨年の今頃、流木止めのポイントは稚魚放流育ちであろう魚のライズ天国だった。時にはこのような魚も狙える釣り場であってほしい



総評

成魚放流魚に関していえば、想定していたよりもコンディションは良かった。

豪雨後の河川状況から、もっと厳しい状態になるのではないかと考えていたが、

梅雨時期を境にして魚質が高まるのは例年どおりで、

結果、予想に反して魚体の回復が順調だったことに驚いている。

ただ、やはり豪雨の後遺症がどのような形で現れるのか気掛かりであることから、

餌不足や付き場の減少等、今後の河川環境や魚体の変遷に注目していきたい。

また、昨年の豪雨被害を機に、災害を想定した釣り場造りというものを

考える時期に来ているのかもしれない、とも思う。

 尚、以下は余談であるが、今年は、同区間で稚魚放流育ちと思われる魚を殆ど見かけることがなかった。

そのような魚も、是非、増やしてほしいと思うのは私だけではないはずである。 




2013年/梅野川C&R区間/8月後半/風景


2013年/奥津江(上野田集落) 9月後半/彼岸花




以上、文月からの報告でしたが、皆様の釣りは如何でしたでしょうか?

遊漁の際の思い出話や釣果報告等、お待ちしております。

2013年を振り返って/梅野川C&R区間、河川変遷と遊漁状況のまとめ(一)



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[ 2013年09月21日 12:00 ] カテゴリ: 梅野川C&R区間 | TB(-) | CM(-)

梅野川C&R区間を愛する、常連さんからの釣果報告です!

K氏-ヤマメ-32cm
● 水温19℃、正午頃、下流部の赤い橋の周辺でビーズヘッドニンフを流しての32cm



 先日、9月10日(火)に同区間を釣られたお客様からの釣果報告です。

釣り人は、自らを 『フライ馬鹿』 と呼ぶほどフライフィッシングに傾倒しているKさん。 

当日は、「下流部より入渓してドライで釣り上がるがサイズが可愛く、

赤い橋が見えてきたところで先行者の方が上流部よりおりてきたので、

ニンフに変更したら32センチが釣れてくれました。 ジャンプしたのでニジマスかと思いましたよ!

今度は何とかドライで・・・と思っております」、とのこです。

 また、「これからも、九州地区最高の釣り場作りを目指してがんばってください!」

との激励もいただきました。 ありがとうございます!



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[ 2013年09月13日 11:23 ] カテゴリ: 梅野川C&R区間 | TB(-) | CM(-)

『八月の尺ヤマメ』 大分県・梅野川C&R区間!

梅野川-風景-縦-2
● 山岳渓流の趣がある上流部は、木陰が多く涼しいため夏場は特に人気がある



 暑い日が続きますね。 皆さん、体長はお変わりありませんか?

さすがに朝晩は涼しくなってきたとはいえ、ここ奥津江も日中はまだまだ暑いです。

このような状況ですから、管轄内で特にヤマメ釣りのお客様をお見かけするのは、

マズメ時か天気の崩れたときくらいでしょうか。

梅野川C&R区間に限って言えば、平日でも夕立やイヴニング狙いでお客様が入っていますが、

なかなか厳しいようです。 そんななか、釣り場造り委員会の文月(フライ)が調査を兼ねて

先日、リリース区間を釣ってきたとのこと。 

結果からいうと、「ボーズを覚悟した」、というくらい厳しかったそうです。



梅野川-8月-尺ヤマメ-縦

梅野川-8月-尺ヤマメ-横
● 下流で竿を絞り込んだ32cmの綺麗な夏ヤマメ。婚姻色が現れるのも時間の問題



お客様の邪魔にならないよう、午前中、下流を中心に釣ったそうですが、

「魚の気配がない。 汗だくのなか、粘りに粘っての一本だった」、ということです。

そろそろ、追加放流を…と、考えています。

その際は、こちらでお知らせするかもしれません。

しかし、もうお盆ですか…渓流シーズンも残り50日。 早いですね…!




梅野川-風景-縦-3



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[ 2013年08月10日 18:43 ] カテゴリ: 梅野川C&R区間 | TB(-) | CM(-)

大分県・梅野川C&R区間、常連さんからのご報告です!

今回、ご報告をいただいたのは、久留米市在住のルアーマン、Мさん。

7月28(日)の朝マズメに見事な尺ヤマメを釣られています。

Мさん曰く、「昨年の豪雨により土砂で渓相が変わってしまい、例年より厳しい印象の梅野川ですが、

増水のタイミングを見計らい釣行を重ねています」とのこと。



M氏-尺ヤマメ

M氏-7-28-尺ヤマメ
● Мさんは手作りのルアーで大物を釣り上げている久留米市在住の常連さん



「手作りミノーは底に張り付いた大物を狙える様、蛍光色の塗装で重めに作成しています」、とのことです。

Мさん、今回はご報告ありがとうございました!



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[ 2013年07月31日 19:41 ] カテゴリ: 梅野川C&R区間 | TB(-) | CM(-)